スマートフォンやパソコンでVPNを常時接続したまま利用しようと考えています。
フリーWi-Fi利用時の安全性を高められると思うのですが、通信速度の低下やバッテリー消費、利用できないサービスが出るなどのデメリットはありますか。
※この投稿は、回線ひろば運営がQ&A初期整備のため、よくある質問をもとに作成した相談例です。
VPNを常時接続すると、通信内容を暗号化できる一方で、いくつかのデメリットがあります。
主なデメリットは次のとおりです。
・通信速度が低下することがある
・通信の遅延が大きくなることがある
・スマートフォンのバッテリー消費が増える場合がある
・一部のWebサイトやアプリを利用できないことがある
・動画配信サービスやネットバンキングで制限を受ける場合がある
・VPNサーバーの障害時にインターネットへ接続できなくなることがある
・VPN事業者に通信情報が集まる可能性がある
VPN接続では、通常の通信経路に加えてVPNサーバーを経由します。そのため、VPNサーバーが遠い場所にある場合や、サーバーが混雑している場合は、通信速度が低下したり、反応が遅くなったりすることがあります。
特にオンラインゲーム、ビデオ会議、大容量ファイルの送受信など、遅延の影響を受けやすい用途では、VPNを切断した方が安定することがあります。
また、動画配信サービスや金融機関のWebサイトでは、不正利用対策としてVPN経由のアクセスを制限している場合があります。ログインできない、動画を再生できない、本人確認を求められるといった問題が発生することがあります。
スマートフォンでは、通信の暗号化処理やVPN接続の維持に電力を使用するため、通常よりもバッテリー消費が増える場合があります。ただし、増加の程度は端末、VPNアプリ、接続方式によって異なります。
さらに、VPNを利用しても、すべての危険を防げるわけではありません。偽サイトへのアクセス、ウイルス感染、パスワードの使い回しなどは、VPNだけでは防止できません。
常時接続する場合は、信頼できるVPN事業者を選び、利用規約や通信ログの保存方針を確認することが重要です。必要に応じて、フリーWi-Fi利用時のみVPNを有効にする方法や、特定のアプリだけVPNを経由させる方法も検討するとよいでしょう。
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